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介護と口腔ケア

2023.10.26

コラム

口腔ケア時における感染症対策
新型コロナウイルス感染が拡大、蔓延している状況においては、医療者や医療行為を通じての
感染が深刻化しており、口腔ケアの場面では慎重な対応が求められてます。
口腔ケア後の施術者への飛沫状況について、歯ブラシ、スポンジブラシ、ガーゼによる粘膜清拭、
吸引処置のいずれも、施術者のフェイスシールド、エプロン、手袋と肘の間への飛沫が確認されて
います。(特に歯ブラシ、スポンジ、吸引を使用した時の飛散が多い。)
自立できる方においては、口腔内の観察にとどめ、患者が行う口腔衛生管理を指導する必要
があります。
<口腔ケア時における一般的な注意事項>
機械的な清掃後の口腔内に残る汚染物の除去法として、口腔ウエットティッシュでのふき取りが最も
除去効果が高いとされています。水洗によるムセのリスクも考慮すると、ふき取りが有用と思われます。
・空気(飛沫核)感染⇒結核 麻しんウイルス等
・飛沫感染⇒インフルエンザ 風疹 おたふくかぜ 新型コロナウイルス等
・接触感染⇒ノロウイルス 疥癬 MRSA 新型コロナウイルス等

★感染の有無にかかわらず、素手では行わない、マスク、十分な換気、手指衛生は必須です。

口を開けずらい方への介助方法
●なぜお口を開けてくれないのか考えます・・・「開けられない」「開けたくない」など理由があります
①顔面・口腔のマッサージ②kポイントを刺激③味付きフッ素入りペーストの使用
●信頼関係をつくる・・・開口を促す前に、手を握るなどスキンシップを図りながら安心感を与える。
●無理強いしない・・・肩や顔など少しずつ体に触れながら、口に近づいてみる。拒否がある時は、
時間帯を変えて試みる。

執筆者

歯科衛生士