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歯周病が治ったかどうかはどうやって分かる?再評価の大切さ

2025.05.29

コラム

歯周病の治療が一通り終わったあと、「本当に治ったのか?」「もう安心していいのか?」と気になる方も多いと思います。そこで重要になるのが「再評価検査」です。これは、治療の効果を確認するためのチェックで、治療の一区切りとなる大切なステップです。

再評価では、再び歯周ポケットの深さを測ったり、歯ぐきの出血の有無歯の動揺(グラつき)、炎症の状態などを確認します。これにより、歯周病が治癒したのか、それとも一部に炎症が残っているのかが明らかになります。

その結果によって、次に進むステップが決まります。例えば、すべての歯ぐきが健康な状態に戻っていれば「メインテナンス」へ、一部にポケットが残っていても落ち着いていれば「病状安定」として「SPT」へと移行します。逆に、深いポケットや進行が認められれば、再治療が必要になることもあります。

このように、治療後の「再評価」は、今後のケアプランを決めるための大切な指針になります。
「終わったからもう通わなくていい」と自己判断せず、ぜひ再評価を受けて、正確な状態を把握しましょう。

平井

執筆者

平井

つきみ野歯科医院

院長

2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。

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