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子供の口呼吸がもたらすデメリット:歯科からの視点

2024.01.18

コラム

子供の健康な成長において、呼吸の仕方は思っている以上に重要な役割を果たします。特に、口呼吸は多くのデメリットをもたらす可能性があります。つきみ野歯科医院として、この問題についての理解と対策の重要性をお伝えしたいと思います。
口呼吸は、鼻ではなく口を通じて呼吸する状態を指します。この習慣が長く続くと、子供の口腔や顔の発達に悪影響を及ぼすことがあります。具体的なデメリットには以下のようなものがあります。
まず、口呼吸は顔の成長に影響を与え、下顎の発育不全や顔面の非対称性を引き起こすことがあります。これは、噛み合わせの問題や顔の形状の変化につながり、将来的な歯列矯正の必要性を高めることがあります。
また、口呼吸は口腔内の乾燥を引き起こし、唾液の自然な洗浄作用が減少します。これにより、虫歯や歯肉病のリスクが高まる可能性があります。さらに、口呼吸による空気の乾燥は、のどの炎症や感染症のリスクも高めます。
口呼吸の原因としては、アレルギー鼻づまり拡大した扁桃腺などがあります。これらの問題を早期に解決することが、口呼吸の習慣を改善するための鍵となります。
当院では、口呼吸の問題を認識し、それに対応するためのアドバイスと治療を提供しています。子供の口呼吸に関するご心配がある場合、まずは歯科医院で相談をお勧めします。適切な診断と早期の介入が、子供の健康な発育と口腔の健康を守るために不可欠です。

平井

執筆者

平井

つきみの歯科医院

副院長

2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。