046-273-0003
Web予約

INFORMATION

お知らせ

202512.08
【重要】健康保険証の取り扱い変更に関するお知らせ

平素より当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
国の制度変更に伴い、2025年12月2日(火)以降、現在お使いの健康保険証(紙・カード型)が使用できなくなります。
12月2日以降は、以下のいずれかをご持参のうえ、ご来院いただきますようお願いいたします。

受診時にご持参いただくもの
1. マイナ保険証(マイナンバーカード)
マイナンバーカードを健康保険証として利用する方法です。
当院の受付にあるカードリーダーで読み取ることで、保険資格の確認が行えます。まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、早めの申請をおすすめいたします。
スマートフォンでのマイナ保険証の利用も可能です。詳細は下記よりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001507615.pdf

2. 資格確認書
資格確認書とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用していない方に対して、ご加入の健康保険組合などから発行される書類です。
<資格確認書の特徴>
・現在の健康保険証と同様に、保険診療を受ける際に使用できます
・有効期限は最長5年間です(保険資格に変更があった場合は再発行が必要です)
・申請方法や発行時期については、ご加入の健康保険組合(協会けんぽ、健康保険組合、国民健康保険など)にお問い合わせください

ご注意いただきたいこと
・2025年12月2日以降、現在の健康保険証では保険診療を受けることができません。
・有効期限が切れていない健康保険証につきましては、原則として2026年3月31日まで引き続き保険診療を受けられる暫定措置が設けられています。
・保険資格の変更(就職・転職・転居など)があった場合は、従来の保険証は使用できなくなりますのでご注意ください。
・マイナ保険証または資格確認書がない場合は、来年4月から窓口で一旦全額自己負担(10割負担)でのお支払いとなり、後日ご自身で保険者への払い戻し手続きが必要となります。

ご不明な点がございましたら、当院受付または加入されている健康保険組合にお問い合わせください。
患者様にはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
当院受付窓口または、ご加入の健康保険組合まで

202505.20
当院の施設基準について

当院では、患者様に安心して治療を受けていただくため、以下の施設基準を満たしております。

1.歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(歯初診)
当院では、患者さんに安全で質の高い歯科医療を提供するために、以下の基準を満たしています。
・口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じています
・感染症患者に対する診療体制を確保しています(診療時間や場所の区分など)
・歯科外来診療の院内感染防止対策に関する研修を受講した常勤歯科医師を配置しています
・院内感染防止対策に関する事項を院内に掲示しています
・年に1回、院内感染対策の実施状況等について、地方厚生(支)局長に報告しています

2.歯科外来診療医療安全対策加算(外安全1)
当院では患者さんが安心して歯科医療を受けられるよう、以下の医療安全対策を講じています。
・医療安全対策に関する研修を修了した常勤歯科医師を配置しています
・複数の歯科医師を配置/歯科医師と歯科衛生士が連携して診療を行っています
・医療安全管理者を1名以上配置しています
・安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき十分な装置・器具等を整備しています
 ・自動体外式除細動器(AED)
 ・経皮的動脈血酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
 ・酸素(人工呼吸・酸素吸入用)
 ・血圧計
 ・救急蘇生セット

・緊急時における対応マニュアルを作成し、定期的に訓練を実施しています
・医療安全に関する問題を検討し、改善策を実施するための委員会を設置しています
・医療に関する相談や苦情を受け付ける窓口を設置しています
 緊急時連携医療機関:大和市立病院(住所:大和市深見西8-3-6、電話:046-260-0111)

3.歯科外来診療感染対策加算(外感染1)
・歯科点数表の初診料の施設基準の届出を行っています
・歯科医師が1名以上配置されており、かつ、歯科衛生士もしくは院内感染防止対策に係る研修を受けたものが1名以上配置されています
・院内感染管理者が配置され、院内感染防止布対策に係る研修をうけたものがいます
・歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削時等に飛来する細かな物質を吸収できる環境を保有しています

4.口腔管理体制強化加算
当院は、「口腔管理体制強化加算」の施設基準を満たした医院に認定されています。
・虫歯や歯周病予防のためのPMTC(専門的な歯のクリーニング)やフッ素塗布を保険適用で提供しています
・訪問診療による口腔ケアやリハビリを、保険適用で提供しています
・歯科疾患の重症化予防や、高齢者対応に関する研修を受けた歯科医師が在籍しています

5.CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー
CAD/CAMとよばれるコンピューター支援設計・製造ユニットを用いて作製される冠(被せ物)やインレー(詰め物)を用いて治療を行なっています。
これにより、精度の高い治療を提供しています。

6.光学印象
歯科補綴治療に係る専門の知識及び3年以上の経験を有する歯科医師が1名以上配置されています。また、光学印象に必要な機器を有しています。

7.クラウン・ブリッジの維持管理
当院で装着した冠(かぶせ物)やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。定期的な検診を通じて、長期的な口腔内の健康維持をサポートします。

8.歯科技工士との連携
患者さんの補綴物製作に際し、歯科技工士(所)との連携体制を確保しています。また、必要に応じて情報通信機器を用いた連携も実施いたします。

9.有床義歯咀嚼機能検査、咀嚼能力検査
義歯(入れ歯)装着時の下顎運動、咀嚼能力または咬合圧を測定するために、歯科用下顎運動測定器、咀嚼能率測定用のグルコース分析装置または歯科用咬合力計を備えています。

10.かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(歯援診2)
当院は、厚生労働省が定める「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(歯援診2)」として認定されています。
これは「歯援診1」の基準に加え、さらに地域における高齢者の口腔機能管理や在宅医療、介護保険サービスとの連携など、より広範囲なニーズに対応できる体制が整った歯科診療所に与えられる認定です。
生涯を通じたお口の健康維持はもちろん、通院が困難な方への訪問診療や、地域の医療・介護機関と連携した包括的なサポートを提供し、皆様の頼れる「かかりつけ歯科医」として、より一層質の高い医療の提供に努めてまいります。

11.口腔粘膜疾患に対する検査・診断・治療体制
当院では、お口の粘膜(舌、頬、歯ぐきなど)に現れる様々な症状や疾患に対応しています。
口内炎、白板症、扁平苔癬などの粘膜疾患の診断と治療、また、口腔がんの早期発見にも力を入れています。
お口の中に気になるできもの、色の変化、痛み、治りにくい口内炎などがございましたら、放置せずにお早めにご相談ください。専門的な知識に基づき、適切な検査と処置を行います。

12.う蝕無痛
当院では、虫歯(う蝕)治療における患者様の痛みや不安をできる限り軽減するため、「無痛治療」への取り組みを重視しています。
治療の際には、表面麻酔の使用や、麻酔注射時の痛みを和らげるための電動麻酔器の導入、細い注射針の選択など、様々な工夫を行っております。
また、リラックスして治療を受けていただけるよう、丁寧な説明とコミュニケーションを心がけ、必要に応じて笑気吸入鎮静法(保険適用外の場合あり)などの選択肢もご提案いたします。

13.歯科技工加算1または2
当院では、患者様にご満足いただける質の高い詰め物・被せ物(補綴物)を提供するため、歯科技工にもこだわっています。
信頼できる歯科技工所と緊密に連携し、最新の技術や材料を用いることで、機能的かつ審美的に優れた、長持ちする補綴物の製作に努めています。

14.手術時歯根面レーザー応用加算
当院では、通常の根管治療では治癒が難しい症例や、歯の根の先に病巣ができてしまった場合などに対し、歯を保存するための外科的な処置(例:歯根端切除術)にも対応しています。
精密な診断のもと、感染した歯の根の先端部分や病巣を外科的に取り除くことで、抜歯を回避し、ご自身の歯をできる限り長くお使いいただけるよう努めます。
手術に際しては、感染対策を徹底し、患者様のご負担を最小限に抑えるよう配慮いたします。

15.歯根端切除術の注に規定する手術用顕微鏡加算
当院は、「歯根端切除術における手術用顕微鏡加算」の施設基準を満たしています。
歯根端切除術(歯の根の先の病巣を取り除く手術)を行う際に、歯科用マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を使用することで、肉眼では確認できない微細な部分まで拡大して観察し、より精密で確実な治療を行います。
これにより、感染源の取り残しを防ぎ、手術の成功率を高め、歯の保存により貢献することができます。

16.手術用顕微鏡加算(歯科用)
当院は、「手術用顕微鏡加算(歯科用)(第219号)」の施設基準を満たしており、治療の精度を飛躍的に高める歯科用マイクロスコープ(手術用顕微鏡)を導入しています。
肉眼では見えない細部まで拡大して確認できるため、より精密で低侵襲な治療が可能となり、歯の根の治療(根管治療)や歯周病治療、審美歯科治療など、様々な分野で治療成績の向上に貢献します。

17.歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)または(Ⅱ)
当院は、厚生労働省が定める「歯科外来・在宅ベースアップ評価料」の施設基準を満たしています。
これは、歯科医療の最前線で働く歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士といった職員の賃金改善を通じて、より質の高い医療サービスを安定的・継続的に提供するための体制を評価するものです。
患者様が安心してより良い歯科医療を受けられるよう、人材育成と働きやすい環境づくりに努め、チーム一丸となって医療の質向上に取り組んでまいります。

18.救急救命処置のための酸素供給装置の設置(医療安全対策の一環として)
当院では、患者様の万が一の事態に備え、院内に酸素供給装置(酸素ボンベ、酸素マスク等)及びAED(自動体外式除細動器)を常備しております。
また、スタッフは定期的に救急救命処置に関する研修を受け、緊急時にも迅速かつ適切に対応できる体制を整えています。全身疾患をお持ちの患者様や、治療中に体調の変化があった場合でも、安全を第一に考えた医療を提供できるよう努めております。

今後も、患者様に安全で質の高い医療を提供できるよう、スタッフ一同努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

202511.25
ホノルル・メディカルリサーチセンターでの先端インプラント研修に参加しました

当院では、患者さまにより安全で長期的に安定したインプラント治療をご提供するために、最新の知識と技術の習得を常に心がけています。
このたび院長・平井は、アメリカ・ホノルルにある Medical Research Center(メディカルリサーチセンター) にて、人体解剖体(カダバー)を用いた実習研修を受講してまいりました。

研修で学んだ主な手術技術
今回の研修では、インプラント治療の中でも特に高度な技術が求められる複数の外科手技について、解剖を確認しながら実際の手術に近い環境で学ぶ貴重な機会となりました。

■下顎枝からの自家骨移植(ベニアグラフト)
インプラントを安全に埋入するために骨量の不足がある場合、下顎枝(奥歯の後方部分)から骨を採取し移植する技術です。
より自然で強固な骨を再現できるため、長期的な安定性に優れています。

■サイナスリフト(上顎洞挙上術)
上顎の骨が足りない場合に行う代表的な骨造成手術です。
今回の研修では、膜の扱い方、穿孔を避けるポイント、安全域の判断など、臨床に直結する細かなコツを習得しました。

■オールオン4(All-on-4)インプラント
少ない本数のインプラントで上顎・下顎の全体の歯を支える治療法です。
傾斜埋入の角度、骨の質の評価、即時固定の判断基準など、成功率を高める実践ノウハウを学びました。

■ザイゴマインプラント(頬骨インプラント)
重度の骨吸収があり、通常のインプラントが難しい患者さんに適した高度手術です。
今回の研修では頬骨の形態やリスク部位を詳細に確認し、安全に埋入するための実践的なステップを深く理解しました。

■ザイゴマを避けるため・補うための代替アプローチ
ザイゴマインプラントが必ずしも最適ではないケースにおいて、骨量を確保するための選択肢も学びました。
●トランスネイザルインプラント(鼻腔前方を利用した方法)
●トランスサイナスインプラント(上顎洞の前壁〜内側を利用)
●テリゴイドインプラント(翼突骨方向へ固定する方法)

これらは高度な解剖知識が必要なため、カダバーでの実践は非常に有用でした。

今回の研修で得たこと
●解剖を正確に理解したうえでの、安全な術式選択
●実際のオペで起こり得る状況を想定した“実践的な判断力”
●より低侵襲で、確実性の高いインプラント治療のアプローチ
●重度の骨吸収症例でも、複数の選択肢を提案できる幅の広がり

特に、オールオン4・ザイゴマインプラント・骨移植など、難易度の高いケースに対しても、より確実で安全な治療計画が立てられるようになり、当院のインプラント治療の質がさらに向上いたします。

患者さまへ
インプラント治療は、患者さまごとに骨の状態やお口の環境が異なり、治療方法も多岐にわたります。
当院では、正確な診断・安全性・長期安定性を最重視し、常に最新技術を取り入れながら治療にあたっています。

「骨が足りないと言われた」
「他院で難しいと言われた」
「総入れ歯だけど、しっかり噛める治療を探している」

そのような方も、ぜひ一度ご相談ください。

pagetop