なぜ歯磨きがインフル予防につながるの?
2025.12.25
冬になると気になるインフルエンザ。
予防といえば「ワクチン」「手洗い・うがい」「マスク」を思い浮かべる方が多いと思いますが、
実は“歯磨き”もインフルエンザ予防に関係していることをご存じでしょうか?
なぜ歯磨きがインフル予防につながるの?
今回は、お口のケアとインフルエンザ予防の意外な関係についてお話しします。
お口の中には、数百種類・数億個もの細菌が存在しています。
歯磨きが不十分で歯垢(プラーク)がたまると、細菌が増殖しやすくなります。
実はこの細菌の中には、
・インフルエンザウイルスが体内に侵入しやすくなる手助けをする
・のどや粘膜の防御機能を弱めてしまう
といった働きをするものもあります。
つまり、お口の中が不潔な状態だと、インフルエンザにかかりやすくなる可能性があるのです。
口の中がキレイだと、体の防御力もアップ
丁寧な歯磨きや口腔ケアを行うことで、
・細菌の数が減る
・のどや口の粘膜が健康に保たれる
・ウイルスの侵入を防ぎやすくなる
といった効果が期待できます。
特に、就寝中は唾液の分泌が減り、細菌が増えやすい時間帯。
そのため、夜寝る前の歯磨きはインフル予防の面でもとても重要です。
インフル予防につながる歯磨きのポイント
今日から意識したいポイントはこちらです。
✅ 1日2〜3回、特に「寝る前」は丁寧に
夜は時間をかけて、歯と歯ぐきの境目までしっかり磨きましょう。
✅ 舌の汚れ(舌苔)もやさしくケア
舌の表面にも細菌が多く付着します。
専用ブラシや歯ブラシで軽くなでる程度でOKです。
✅ 定期的な歯科検診・クリーニング
毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れは、歯科医院でのプロケアが効果的です。
まとめ|歯磨きは「お口」だけでなく「全身の健康」も守る
歯磨きは、虫歯や歯周病を防ぐだけでなく、
インフルエンザなどの感染症予防にもつながる大切な習慣です。
この冬はぜひ、
・手洗い・うがい
・そして「毎日の丁寧な歯磨き」
をセットで行い、元気に乗り切りましょう!!
お口のケアや歯磨き方法で気になることがありましたら、
大和市のつきみ野歯科医院までお気軽にご相談ください。

執筆者
つきみ野歯科医院
院長
2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。





