
お知らせ
2025.12.02
2025年11月29日、院長の平井は、昭和大学歯科病院 学士会において、可撤性義歯装着患者さんの「咀嚼機能」と「栄養状態」の関係について発表を行いました。
今回の発表では、
・血液検査(アルブミン・リンパ球数・コレステロールなど)を用いた客観的な栄養評価
・グミゼリーによる咀嚼機能検査
・義歯の状態や口腔関連QOL など、複数の要因
を組み合わせて解析し、「咀嚼機能の低下が、栄養不良リスクと関連する可能性が高い」という結果が示されました。
高齢の患者さんにとって、「よく噛める義歯」は単に食事の楽しみだけでなく、全身の健康やフレイル予防にも関わる重要な要素です。
つきみ野歯科医院では、こうした大学での研究・学会発表で得られた知見を、日々の義歯治療やメンテナンス、栄養面のアドバイスに活かしながら、「噛めること」と「健康寿命の延伸」の両方を支える診療を目指しています。