治療後こそ大事!歯周病の再発を防ぐ「メインテナンス」とは?
2025.08.28
歯周病の治療が終わったあと、「もう安心!」と思っていませんか?
実は、ここからがとても大切なステージです。歯周病は再発しやすい病気であり、治療後も定期的な「メインテナンス」が欠かせません。
メインテナンスとは、歯科医院で定期的に行うお口の健康管理のことです。具体的には、プラークや歯石の除去、歯の状態のチェック、歯みがき指導などを行います。
こうしたプロによるケアを続けることで、再発のリスクをぐっと減らすことができます。
メインテナンスの頻度は、お口の状態によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月に1回が目安です。
また、メインテナンスには「SPT(サポーティブ・ペリオドンタル・セラピー)」や「歯周病重症化予防治療」といった保険の枠組みもあり、歯周病の進行度に応じて適切なケアが受けられます。
治療して「治った」からこそ、その状態を維持する努力が必要です。
メインテナンスは、歯を長持ちさせるための“予防の治療”です。
せっかく治した大切な歯を守るために、ぜひ定期的な来院を心がけましょう。

執筆者
つきみ野歯科医院
院長
2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。