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被せ物の寿命とは? 〜長く使うために大切なポイント〜

2025.11.20

コラム

歯を守るために被せ物(クラウンやブリッジ)を装着したものの、「どれくらいの期間もつの?」と気になったことはありませんか?
被せ物は一度入れたら一生持つものではなく、適切なケアや定期的なチェックが寿命を大きく左右します。

つきみ野歯科医院では、患者様の被せ物をできるだけ長持ちさせるためのケアやメインテナンスに力を入れています。
今回は、被せ物の寿命と、それを長く使うためのポイントについて詳しく解説します!

1. 被せ物の寿命はどれくらい?
被せ物の寿命は、種類や素材、日頃のケアによって異なります。
一般的に、以下のような寿命の目安があります。

被せ物の寿命の目安
被せ物の種類 寿命の目安
銀歯(メタルクラウン) 約5〜7年
セラミッククラウン 約7〜15年
ジルコニアクラウン 約10〜20年
ブリッジ 約7〜15年
ただし、これはあくまで目安であり、日々のケアや口腔環境によって寿命は大きく変わります。
適切なメインテナンスを行えば、15年以上しっかり機能するケースもあります!

2. 被せ物が劣化する原因
被せ物の寿命が縮まる原因には、次のようなものがあります。

① 被せ物と歯の境目に虫歯ができる
被せ物は天然歯の上に装着するため、歯と被せ物の境目に汚れが溜まりやすくなります。
特に、銀歯やレジン(プラスチック)の被せ物は、時間とともにわずかな隙間ができやすく、そこから虫歯が進行することがあります。

📌 対策
✅ 毎日の歯磨きで、境目をしっかりケアする
✅ フロスや歯間ブラシを活用する
✅ 定期検診で、虫歯の早期発見を心がける

② 被せ物のすり減りや破損
噛み合わせの力が強い人や、歯ぎしり・食いしばりの習慣がある方は、被せ物がすり減ったり、欠けたりすることがあります。
特に銀歯やセラミックは、強い力が加わると割れてしまうこともあります。

📌 対策
✅ 就寝時にマウスピースを使用する(歯ぎしり・食いしばりがある場合)
✅ 固いもの(氷・ナッツ・ハードキャンディーなど)を無理に噛まない
✅ 噛み合わせのチェックを定期的に受ける

③ 接着剤の劣化による脱離(外れる)
被せ物は専用の接着剤で固定されていますが、長年の使用によって接着剤が劣化し、被せ物が外れることがあります。
特に、頻繁に強い力がかかる奥歯の被せ物は、取れやすい傾向があります。

📌 対策
✅ 違和感を感じたら早めに歯科医院へ相談する
✅ 外れた場合は、自己判断せずに歯科医院で再装着する
✅ 定期的なチェックで、被せ物の状態を確認する

3. 被せ物を長持ちさせるためのポイント
せっかく装着した被せ物を少しでも長持ちさせるために、次のポイントを意識しましょう!

1. 毎日のセルフケアを徹底する
被せ物は天然歯と違い虫歯にはなりませんが、周囲の歯や歯茎は影響を受けます。
特に、被せ物と歯の境目に汚れがたまりやすいので、毎日の歯磨きとフロス・歯間ブラシの使用を習慣にしましょう。

2. 歯ぎしり・食いしばり対策をする
夜間の歯ぎしりや食いしばりがあると、被せ物に強い負担がかかり、寿命が短くなる原因になります。
歯ぎしりの自覚がない方でも、マウスピースを使用することで、被せ物を守ることができます。

3. 定期検診でチェックを受ける
被せ物の状態を定期的にチェックすることで、早めに問題を発見し、適切な対応ができます。
つきみ野歯科医院では、被せ物の状態だけでなく、噛み合わせや歯の健康状態も総合的に診断しますので、定期検診をぜひご活用ください!

まとめ
🦷 被せ物の寿命は種類によって異なるが、5〜20年が目安!
🦷 虫歯・すり減り・接着剤の劣化が寿命を縮める主な原因!
🦷 毎日のセルフケアと定期検診で、被せ物を長持ちさせることができる!

被せ物の状態が気になる方、違和感を感じる方は、ぜひつきみ野歯科医院までご相談ください!
お一人おひとりの歯の状態に合わせた最適なメンテナンス方法をご提案いたします😊✨

平井

執筆者

平井

つきみ野歯科医院

院長

2004年神奈川歯科大学歯学部 卒業。
2011年からつきみ野歯科医院に勤務して以来、地域の皆様の”歯の健康”をお守りしてまいりました。
スタッフブログでは当院の診療内容についてや、スタッフ、医院の様子なども楽しく更新していきますので、 ぜひ御覧ください。

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